平成を振り返る(アナログからデジタルへ )

平成時代の特徴の一つにIT機器が急激に発展したことが挙げられると思います。
平成の始め頃は、FAX機のない薬局や診療所は珍しいことではありませんでした。
急ぎの連絡手段は、固定電話もしくはポケットベルでした。
空っぽの医局で、医師が脱いだ白衣のポケットのポケベルがいつまでも鳴っていたことを思い出します。
 
 
 そして学術誌への投稿は、タイプライターかワードプロセッサでした。文字変換がうまく出来なくて、辞書や電子辞書は必需品でした。
 
 
平成17年4月25日 JR福知山線脱線事故の際には、列車内で携帯電話の呼び出し音が鳴り響いていたとのことですので、この頃には携帯電話が広く普及をしていたのでしょう。
 
2001年10月 J-フォングループが、Vodafone Group Plc 傘下に
2006年4月  ボーダホン(株)がソフトバンクグループの傘下に
 
 
 平成7年1月17日 阪神淡路大震災の際には、避難所で服薬されている薬の内容を調べるのにパソコンを利用する人もいましたが、書籍で調べるほうが主流でした。この年の11月にWindows95が日本で発売されて販売店の前には大行列が出来ました。何のことか判らずに行列に並んで、とりあえず購入した人もいたのではないでしょうか?

これより前のコンピューターでは、コンピューターを起動させるのに起動ディスクというのを差し込みました。「テレビのようにスイッチを入れたら見られる、という機械にならない限りパーソナルコンピューターは一般には普及しないだろう」と言われていたことが思い起こされます。
 
 起動ディスク(5インチFD)
 
 パソコンが普及するにつれて、情報管理ということが注目されるようになりました。一箇所にしか保管されていない情報は、いとも簡単に一瞬にして消えることがあり、複数個所に保管をすることが重要になり、フロッピーディスク(FD)や外付けのハードディスク(HDD)、コンパクトディスク(CD)・ユニバーサル・シリアル・バス(USB)と記憶媒体が開発されてきました。

どんな媒体に保管をするのが最も確実だろうか・・・・という議論をしたことがあり、その結論が「石に彫る!」というもので参加者一同大笑いをしたことを思い起こします。
 
 
 インターネットが普及をするのは、平成8年Yahoo JAPANが ポータルサイトの運用を開始して以降です。それまで書き写しをするには、模写もしくはコピー機でしたが、インターネットの普及により「コピペ」という手法が生まれました。下記に紹介をするハンディーコピー機は、薬局業務の重要な仕事の一つ”薬歴記載”の際に、処方箋の内容を写すのに平成14年ごろまで大活躍をしましたが、後継機種は発売されませんでした。又、もう一つの薬局業務の重要な仕事に、処方された薬の名前・作用・注意事項を文書でお知らせするということが平成になってから始まりましたが、その際に薬の画像を撮るのにスキャナーが大活躍しました。今ではインターネット上にほとんどの薬の画像があり、”コピペ”で簡単に入手することが出来ますので、時代の変遷を感じます。
 
 初期の頃ののスキャナー 接続端子に注目 CanoScan
 
※ここに登場したティディベアのぬいぐるみは、全てほぼ同じ高さ(約21cm)です。