備前焼は瀬戸、常滑、丹波、信楽とともに日本を代表する中世六古窯の中で最も古いとされているもので
            唯一無釉の焼締めの手法を守り続けているのが特徴です。
            また、窯変という独特の変化があります。
            
            ●胡麻●
              松割木の灰が熱で溶けて灰釉になり胡麻をふりかけたような状態になったもの
            ●牡丹●
             作品の上などに陶土を置いて焼き、その部分だけに火や灰をあてず丸などの赤い焼けむらを付けたもの
            ●火襷●
             素地にワラを巻いたり挿んだりして焼き、赤い模様の跡が残ったもの
            ●桟切り●
             作品が灰に埋もれて火が直接当たらないのに加え、還元焼成(いぶし焼)になるため生じるもの

